Holoholo Diary 555blog

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トラベラーズチェックを換金

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Visa トラベラーチェック(カナダドル

トラベラーズチェック」はもう死語か?

VISAのトラベラーズチェック

先日、手元にあったカナダドルの「VISAトラベラーズチェック」を換金してもらおうと、銀行に持って行った。
最近はアポなしで銀行に行っても取り次いでもらえないことが発覚。事前予約が必要なのだ。思い立って行動する無計画人間の俺には何とも生きづらい面倒な世の中である。

予約を入れて銀行へ行く。当日は女性行員が親切に対応してくれた。
トラベラーズチェック、知ってますか?」と聞いてみたら、一応、ご存じの様子。もちろん使ったことはないというお答え。現物を見たことすらないのかもしれなかった。

そして、持って行ったカナダドルトラベラーズチェックを彼女に渡した。それを受け取って彼女は奥の間へ姿を消し、20分ほど経って戻ってきた。

「すみません。発行元の記載がうちの銀行のものじゃないとトラベラーズチェックは換金できないんです」

これね、VISAのトラベラーズチェックだよ。

発行者の名前記載のところが他社だとダメって言われてもねぇ。トラベラーズチェックを作った当時(1992年)、ここの発行者のところの記載が日本の銀行のものってなかったんじゃないのかな。

ご担当の女性行員の方は申し訳なさそうに、大昔に発行されたトラベラーズチェックを俺に返してくれた。

放心状態になった俺の姿を予測していたかのように手書きのメモが添えてあった。カナダドルトラベラーズチェックが換金できるところを探してくれていたのだ。

ありがとう!

数日後、新宿駅にある外貨両替専門店『トラベレックス(Travelex)』を訪ねた。銀行と違って予約は必要なかった。

窓口で50カナダドルトラベラーズチェックを4枚渡し、身分証明書を提示。
確認が済み、その場でトラベラーズチェックにサインをし、その日の換金レートで日本円と交換。先送りリストの案件がひとつなくなり、まずはめでたしめでたしである。

AMEXのトラベラーズチェック

ちなみに、アメックス(American Express)のフランスフランのトラベラーズチェックは電話一本で換金が可能である。本家アメリカンエクスプレスが直接対応してくれるので手続きはスムーズに進むはずだ。

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AMEX トラベラーズチェック(フランスフラン)

最後に、トラベレックスの方の話によれば、トラベラーズチェックの換金場所は年々少なくなってきているので、自宅に眠っているものがあったら早く換金したほうがいいですよ、とのことでした。