Holoholo Diary 555blog

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茶番のような国会中継に、納税者の俺はどうする?

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写真は2015.9.14の安保法制反対デモ国会包囲大作戦

国会中継

国会が始まった。

納税者のひとりとして国政をチェック。国会中継をラヂオで聞くか、ネット経由で観ている。仕事もしているのでお知り合いの皆さま、ご安心を。

 で、国会中継。これが酷い。

小学年時代の学級会の様子をちょっと思い出してほしい。学校やクラスの問題をみんなで話し合って解決したり物事のルールを決めたり。そこに「居眠り」をしていた友達はいただろうか。

国会では国会議員が「居眠り」をしている。大臣席でも「居眠り」しているのだ。国会中継を初めて見たとき僕はさすがにびっくりしたことを思い出す。さらに驚くことには、「居眠り」を指摘されても、注意されても、批判されても、議員たちの「居眠り」いっこうに減らないのだ。これにもびっくりだ。

最低だと思わないか。国民の税金で「居眠り」議員の給料や活動費が払われているんだぜ。

信じたくはないが、国会は小学生の学級会よりも確実にレベルが低くなってしまった。現役小学生の皆さんにはたいへん失礼な話でいろいろな意味で申し訳ない。

 

質問の答えは簡潔にわかりやすく

国会審議のレベルの低さは他にもある。

質問には明確にわかりやすくお答えするというのが一般社会の常識だ。でも国会では様子が違う。

質問に対して答えていない。明確に答えない。答えの内容が意味不明、さっぱりわからない。大臣たちの答弁にはそんな回答が多い。聞いていると煙に巻かれるか、頭が混乱してぐったり疲れてしまう。いったいこの無駄な答弁の繰り返しは何なんだろう。

国会は僕ら国民が幸せに暮らせるように、税金の使い方を決め、コロナ感染拡大防止などのような諸問題を解決するために最善の対策を練って、話し合いを重ね、決めて実行させていくところだ。

政府から提出された政策案を国会議員がチェックする。国会の場で、より効果のある政策にするために詳細の説明を政府に求めたり、心配事を質問したり、修正を提案したりする。それに真摯に答えることが大臣たちの仕事である。そう思うだろ。

ところがこの国会の審議があまりにもお粗末。頭を抱えてしまうこともある。

例えば質問者の議員が「朝ご飯はたべましたか?」と質問する。大臣は「ご飯は食べていない」と答える。大臣は朝食にパンは食べていたのにお米のご飯はたべていない。だからご飯は食べていないんだよね、と。

こんな質問内容をはぐらかす答弁、やり取りが意外に多い。審議の論点がずれていく。質問内容、質問意図を理解しているはずの大臣は自分の都合いいように論点をずらし、都合の悪いことには答えない。国会を聞いているとよくわかる。論点ずらしの答弁を繰り返し聞かされる僕ら(有権者)に身にもなってほしい。疲れてしまうよ。

国会中継を聞くには覚悟と忍耐が必要だ。

 

国会中継でストレスがたまる要因は質問に答える大臣たちの心のこもらない原稿棒読みの答弁がある。

国会の質疑応答は質問者からの質問が事前に提出され、あらかじめ回答が作文される。質問に関係ないと思われる内容も付け加えられて答弁原稿はダラダラと長いものになる。高齢者の多い大臣にも読めるようにと大きな文字で書かれた答弁原稿。これを感情もなく朗読するだけだから聞いている僕らは辛い。内容のない答弁も多い。辛さが増す。

これは健全な審議といえるのか。国会審議は「形式的なもの」でいいのか。

僕には茶番劇にしか見えない。

形式的でお粗末な内容の国会の審議は小学生の学級会にも及ばない。情けなさと憤りと怒りが入り混じる国会に絶望を感じてしまうのは僕だけだろうか。

 

自分の税金がきちんと使われているのか?

僕が国会中継を見聞きするのは自分が収めた税金がきちんと国民や社会のために使われていのるかをチェックするためだ。それが国会のお粗末な審議で時間を無駄にし、こちらがストレスや絶望を感じさせられるのではたまったものではない。

そこで僕は国会審議の茶番劇を「お笑い」だと思うことにしている。国会の審議では思わず笑っちゃうようなバカバカしいやり取りも意外と多いからだ。自分の頭を冷やし、少し斜に構えた見方をすると、それはそれで笑えることもある。国会を喜劇として楽しむこともできる。

しかし、国会は僕らの税金を使って開かれている。そう考えるとやはり頭にもくる。国会のおかしなところ、政策のおかしなところ、国会議員のおかしなところを見て見ぬふりはできない。そこで僕は自分の意見、要望、クレームを直接当事者へお届けすることにしている。国会中継のその日のうちに、気になったことはすぐ。

 

文句は直接伝える

皆さんにも国会中継をチェックすることをおススメする。そして、おかしいと感じたら、頭にくることがあったら、それを当事者に直接伝えるいいよ。モヤモヤした気持ちが少しはスッキリするかもしれないし、小さな声が集まればいずれ国や政府を動かせるかもしれない。

そんなことを思って「文句があったら直接伝える」ことにしている。

 

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