Holoholo Diary 555blog

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初詣。日向薬師の山道の参道

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元旦はいつも高野山真言宗の寺院(山寺)『日向薬師』へ初詣に出かける。これが唯一のお正月らしさである。

去年はコロナ禍で参拝を断念したので日向薬師は2年ぶり。元旦の午前中、世田谷の成城から電車とバスを乗り継いで神奈川県伊勢原のにある山寺『日向薬師』参道へたどり着く。

境内に向かう参道は山道、ほぼ登山道であるが、この参道が素晴らく気持ち良いのだ。(参道を登る様子をGOPROタイムワープ動画で撮ってみた)

参道を登りきると広がる開放感たっぷりの境内。荘厳な趣きの藁ぶき屋根の薬本堂(薬師堂)。毎年、この光景に感動する。

本堂にお参りし、隣の宝物殿の中でお祓いを受け、お札をいただき、おみくじを引いて、境内で日向ぼっこをして、それから山から下りる。わが家の元旦は毎年こんな感じである。

コロナ禍の前の2年前までは、国重要指定文化財の17体の仏像様に囲まれて、僧侶の法話を聞くことができた。その年を健康に幸せに過ごす心構えを享受していただけるお正月の楽しみだったのだが、それが去年、今年と休止。とっても残念だ。

座間に住んでいた1980年代、マウンテンバイクのトレイルライドの途中でひと休みしたのが、初めての山寺『日向薬師』とのご縁の始まりだった。それから、自転車仲間と一緒にここで休憩したり、厚木の親戚や友人たちと初詣で参拝したりと、毎年一度は必ず足を運ぶ山寺『日向薬師』。奈良時代初頭、西暦716年、僧行基によって開山されたそうですが、自分には自然のなかのホッできる大切な場所として、これから末永く山寺のたたずまいが守られますように。