Holoholo Diary 555blog

自転車とアップサイクルでミニマムインパクトな暮らしへ。55nat.com ナット&カンパニー 白猫屋 のブログ

フェンスの向こうの大蔵運動公園。東京オリンピック2020に大迷惑。

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公園閉鎖。オリンピック・アメリカチームが独占利用

朝の自転車の休憩ポイント、世田谷区立大蔵運動公園の噴水広場に入ることができない。
しかも今日だけじゃないのよ。
2021年7月4日から8月16日までのほぼ1か月半なのである。

これは東京オリンピック2020のせいである。
世田谷区がアメリカチームのホストタウンとなっているため、オリパラ期間中はこの大蔵運動公園内のスポーツ施設は使えない。
普段の大勢の市民が使っている50メートルプールとかテニスコートとか弓道場とか陸上競技場とか体育館とか野球場とかトレーニングルームとかレストランとか、である。

施設の使用だけが不可だと思っていたらとんでもない。
ご覧のように通り抜けもできないようにぐるりとフェンスが設置されていてビックリ、大迷惑なのである。

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市民の憩いの場が夏の1か月半使えない

われわれ世田谷区民はオリパラ期間中の約1か月半もの長きに渡る期間、スポーツ施設がまったく使えない。通り抜けもできない。俺の自転車の休憩場所もなくなった。ほんとうに困る。

フェンスで囲まれた大蔵運動公園をぐるりとひと回りしてみたら、北側の狭い道路ではランナーやら散歩の人やら家族連れやらの普段から公園を利用していた人々が溢れて完全に密な状態。

リラックスのために公園に出かけたのに反対にストレスが溜まるんじゃ誰のための公園なのか本末転倒だ。変貌した大蔵運動公園周辺。フェンスの中をのぞいてみたら、アメリカ選手団の姿はない。日本の関係者の姿がチラホラ行き来するだけ。

市民の憩いの場を暑い夏の1か月半、閉鎖してもオリンピックを開催しなければならない矛盾。区民の我慢の上に開催されるオリンピックなんて間違っている。

どこか在日米軍施設を思い起こさせるフェンスに囲まれた大蔵運動公園。フェンスの向こうの大蔵運動公園はとっても違和感がある。