多摩川に流れ込む放射能を測る
今年は5月26日から29日までの三日間。
72時間、多摩川に浸したリネン布に吸着した珪藻(けいそう)類の放射線量を計測するのである。
リネン布を多摩川に設置した。
放射能調査に必要なもの
まず、市民による市民のための環境調査グループ「たまあじさいの会」(東京・日の出町)から送られてきた★リネン布。
ちょっとやそっとじゃ流されない頑丈な★大型ペグ。
リネン布を固定するための同じく頑丈な★異形鉄筋と★針金。
釣り人に怪しまれないように調査目的を明記した★浮き(ペットボトル利用)。
それとペグを川底に打ち込むための金づちと水温を測る温度計である。
三日後の回収日まで、リネン布の無事を祈る
明日、明後日は雨が降るとの予報がある。
万が一、ペグが抜けて流されてしまわないように、周りには重い石を積み上げた。
回収日に多摩川が増水していたら、危険だから水量が落ち着くまで待つという心の準備もした。それでも、3日目の回収日まで心配はおさまらない。