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田植え完了! 2024.6.2 農に学ぶ。

田植え名物、泥だらけ

雨の予報で心配していたが、田んぼ仲間の誰かの行いの良さからか、午前中はときどき薄日も差す絶好の田植え日和でした。

昨日降った雨が里山の水脈を満たし、沁み出た水が田んぼと畑の水路には豊富な水が流れています。

田植えに連れてこられた子どもたちは当然、田植えは手伝いませんが、楽しい泥遊びのチャンスを逃しません。

手で苗を植える

毎年田植えには、初体験というメンバーが何人か参加します。
僕らの田植えは苗を手で植えるので始まる前にまずリーダーのミッチェルが手植えの注意点とコツをレクチャーします。

それが終わっていよいよ田植えが始まります。
苗床のパレットから片手にのせられるくらいの大きさに剥ぎ取った苗の束を田んぼ全域に放り投げます。これがなかなか楽しく、趣きのある作業です。

田植えの風景

横一列に並んで田植えをします。

『田植え』は田んぼ作業のメインイベントのひとつ。毎年、参加人数が少なかったらどうしようかと気をもみながら当日をむかえます。今年は12名が田植えに集結。ミッチェルと僕が30㎝間隔の目盛りロープのコントロール係りを担当し、メンバー10名で田植えにあたりました。田植えが始まると太陽も顔を出すサプライズも。気持ちのいい田んぼの時間を過ごせました。

里山の田んぼは究極の循環型の農業です。

無農薬で無肥料、里山から沁み出る水(天水)で田んぼの水を賄っているので自然の恵みと循環を実感できるのです。

美しい田んぼ

田起こしから米づくりの準備が始まり、代かき、田植え、そのあと稲が成長し収穫するまで田んぼの風景は美しく移り変わります。田んぼに足を運ぶ度に感動があります。心が癒されます。
そんな季節の自然の美しさ、田んぼの風景をできるだけ壊さぬ配慮のひとつが、田植えの美しさ。苗を植える間隔は約30㎝。ラインはまっすぐ曲がらぬように僕らは細心の注意をはらい田植えに集中します。

秋の収穫まで日々変化する美しい田んぼの風景を今年も楽しめるかと思うと感謝です。

自然の恵みは素晴らしい。

そんなことを思いながら、田んぼの脇の桑の実を口に放り込みました。